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オランダ代表指揮官、ポーランドに逆転勝利も序盤の失点を悔やむ「これではW杯で上へいけない」

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 オランダ代表指揮官MFフランク・デ・ブールが、敵地でのポーランド戦逆転勝利後、この一戦を振り返った。

 現地時間18日、UEFAネーションズリーグのグループリーグ第6節、ポーランドvsオランダは前半5分にポーランドが先制。だがオランダは77分にメンフィス・デパイがPKで1点を返すと、84分にジョルジニオ・ワイナルドゥムが逆転ゴールを叩き込み、アウェー戦で1-2と逆転勝利を飾った。

 最終節で難敵ポーランドを下し、勝ち点を11に伸ばしたオランダ。だが第6節では同じく勝ち点3を手にしたイタリアが12ポイントに達し、オランダは2位フィニッシュとなった。

 試合後の会見でデ・ブールは「いきなり失点するなんて、このような立ち上がりは絶対にやってはいけないのだが……」と後悔混じりのコメントを口にしている。

「やはり立ち上がりの失点は、ゲーム運びの鉄則としてマイナス要素でしかない。このようなことがある限り、EUROやワールドカップのようなビッグトーナメントではファイナルまで進めないだろう」

「それでもそこから徐々に盛り返した。前半は同点ゴールを決めることができなかったが、十分に決定機を創出できたと思っている」

 この試合では先発したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが前半のみでベンチに下がった。オランダ代表指揮官は相手エースが途中交代したことで、攻撃面での脅威が激減したと回顧している。

「ポーランドには危険なシーンを何度も作られた。だが、レヴァンドフスキがそこにいるかどうかでだいぶ違いがあったね。実際、選手たちには彼のことを要注意だと伝えていたが、後半からその怖さはだいぶ薄れてしまった」

「それでもこの順位(2位)でのフィニッシュは受け入れるしかない。勝ち上がるチャンスもあったが、その点はクオリティを発揮するために今後修正していく必要がある。次の代表戦では力を示せるよう、できる限りのことをしたい」

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