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首位徳島と3差肉薄! 2位福岡、“上位キラー”京都を怒涛2発で撃破!J1昇格へ価値ある一勝

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[12.13 J2第40節 福岡2-0京都ベススタ]

J2リーグ2位のアビスパ福岡は13日、ベスト電器スタジアムで京都サンガF.C.と対戦した。徳島、長崎と上位陣を破ってきた京都を相手に、福岡が2-0で完封勝利。勝ち点を78に伸ばし、他会場で引き分けた首位徳島との勝ち点を3差に縮めた。

キックオフ前、前節金沢と引き分けた福岡は前節敗れた徳島と勝ち点5差、前節勝利した3位長崎とは勝ち点2差に縮まっており、昇格圏死守へプレッシャーのかかる状況。福岡は前半18分、FW遠野大弥からの右クロスをFW山岸祐也が胸トラップでコントロールし、左足シュートに持ち込んだが、これは至近距離でDF上夷克典がブロック。京都は前半終了間際にビッグチャンスを迎えた。

前半45分、オーバーラップしたDF飯田貴敬へFW宮吉拓実がスルーパスを通すと、飯田はPA右ゴールライン際からクロス。FWピーター・ウタカがダイレクトで合わせたが、シュートはわずかに枠を外れた。

スコアレスで後半に突入すると、福岡が京都の堅守を破った。左右に揺さぶって攻撃の圧を強めると、後半18分、左に開いたDF湯澤聖人がクロス。ニアサイドで山岸が触ったボールが流れると、後方から走りこんだDFエミル・サロモンソンが右足弾丸ショットで突き刺した。

先制に成功した福岡は勢いに乗り、わずか2分後に2点目をもぎ取る。後半20分、MF前寛之のボール奪取からドリブルで左サイドを持ち上がったMF田邉草民がラストパス。遠野は右足トラップで収め、強烈な左足シュートを打つと、クロスバーを叩いてネットを揺らした。

今季Honda FCから川崎Fに加入し、福岡にレンタル移籍中の21歳が二桁得点に到達した。2-0で逃げ切った福岡は3試合ぶりの勝利。8試合無敗とし、J1昇格に向けて価値ある勝利を飾った。

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