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強行出場も完璧ヘッドで先制弾!! 長崎DF角田「なんとかチームのためにという思いが…」

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長崎DF角田誠

[12.13 J2第40節 東京V0-2長崎 味スタ]

 コンディションは万全ではない。それでもV・ファーレン長崎DF角田誠はピッチに立ち、チームを昇格戦線に踏みとどまらせる先制ゴールを決めた。「なんとかチームのためにという思いがあった。自分のゴールよりもチームが勝てて良かった」。試合後のオンライン取材では熱い思いを口にした。

 今季24試合に出場している角田は前節の山形戦(○1-0)、4試合ぶりの実戦復帰を果たしたもののハーフタイムに途中交代。いまも筋肉系のトラブルに配慮しつつ、痛みを押しながらの強行出場が続いているという。そのうえ、この日はDFフレイレが出場停止。手倉森誠監督は「半分やれればというところだった」と送り込んだそうだが、最終的に後半28分までプレーした。

 さらに前半28分にはMF秋野央樹のコーナーキックに頭で合わせて先制ゴールも奪った。角田自身は「アキのボールにスピードがあったので合わせるだけだった」とキッカーの秋野をたたえたが、指揮官は「攻撃のオンのところと、ゴールというおまけ付きでいい活躍をしてくれた」と角田を称賛した。

 この日の勝利により、首位との勝ち点差5、2位との勝ち点2という激戦状態で残り2試合を迎えることになった。角田は「非常に面白いシチュエーションになってきた。僕たちは勝って他の可能性を信じるだけ。次は中2日で試合なので、どういうメンバーかわからないけど、チームのために戦っていきたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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