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招聘の経緯も説明…浦和がリカルド・ロドリゲス氏の監督就任を発表!! 今季徳島でJ2優勝&7年ぶりJ1昇格

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リカルド・ロドリゲス氏が浦和監督に就任

 浦和レッズは22日、リカルド・ロドリゲス氏(46)がトップチーム監督に就任することが決まったと発表した。現所属の徳島ヴォルティスも同日、指揮官が今季限りで退任することを発表している。天皇杯が終わるまでは引き続き徳島の指揮を執るという。

 スペイン人のリカルド・ロドリゲス監督は2017年に徳島の指揮官に就任。3年目の昨季にリーグ戦4位でJ1参入プレーオフに進出したが、勝利が必須だった湘南との決定戦で1-1の引き分けに終わり、J1昇格を逃した。それでも就任4年目の今季はシーズンを通して強さを見せ、J2初優勝で7年ぶり2度目のJ1昇格を達成。徳島で大きな功績を残し、来季は同カテゴリーの浦和を率いることになった。

 リカルド・ロドリゲス監督は徳島のクラブ公式サイトを通じ、「この4年間、選手・スタッフ・フロントスタッフ・スポンサーの皆様・ファン・サポーターの皆さんに支えていただき、本当に感謝しています。徳島に来た初日からファン・サポーターの温かい愛情を感じ、幸せに過ごすことができました。これからも徳島ヴォルティスは私の心の中にあり続けます」と感謝を伝え、「まだシーズンは終わっていないので、天皇杯を勝ち抜き、もう一つタイトルを獲得できるように、そして皆さんと喜びを分かち合えるように最後まで力を尽くします」と誓っている。

 新天地となる浦和のクラブ公式サイト上では「浦和レッズのような偉大なクラブで仕事ができることをうれしく思います。私が目指すサッカーは、攻撃はアグレッシブに、そして守備においても激しく闘うスタイルです。ファン・サポーターのみなさんやクラブに関わる全ての方々が自分たちのスタイルに誇りを持ってもらえるように努力していきます。早く、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。勝利を重ねて、頂点に立てるように力を尽くします」と抱負を語った。

 また、浦和の戸苅淳フットボール本部本部長は「2020年の課題と、2022のリーグ優勝を視野に、監督の選定を行いました。2020年に掲げた『即時奪回』『最短距離でゴールを目指す』サッカーに、常に『主導権』を持ち、より『攻撃的』で、ハイブリッドなサッカースタイル(カウンタースタイルとポゼッションスタイル)を実現することを目的に、リカルド ロドリゲス監督を招聘することにしました」と経緯を説明。「チームの成長とともに、選手の成長、チームスタッフの成長、クラブの成長、そして、監督自身の成長を、クラブ主導で、監督の力を借りて実現していきます」と約束した。

以下、クラブ発表プロフィール

●リカルド・ロドリゲス
(Ricardo Rodriguez)
■生年月日
1974年4月3日(46歳)
■出身地
スペイン
■経歴
1998年:レアル オビエド リザーブチームアシスタントコーチ/スペイン
2001年:レアル オビエド アシスタントコーチ/スペイン
2003年:レアル マドリード メキシコ アカデミーダイレクター
2006年:ジローナFC ヘッドコーチ/スペイン
2007年:マラガCFアシスタントコーチ/スペイン
2008年:マラガCF スポーツマネージャー/スペイン
2011年:サウジアラビアサッカー協会テクニカルアドバイザー
2012年:サウジアラビアサッカー協会テクニカルアドバイザー兼代表チームスタッフ
2013年:U-17サウジアラビア代表監督
2013年:ジローナFC 監督/スペイン
2014年:ラチャブリーFC監督/タイ
2014-2015年:バンコク・グラスFC監督/タイ
2016年:スパンブリーFC監督/タイ
2017-2020年:徳島ヴォルティス監督
■日本でのJリーグ通算成績
J2リーグ:168試合80勝40分48敗
■日本での主要獲得タイトル
J2リーグ優勝(2020)
※2020年12月22日現在

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