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ユベントス指揮官ピルロ、クアドラードの一発退場に「危険だったしレッドカードは明確」

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試合を振り返ったアンドレア・ピルロ監督

 ユベントスアンドレア・ピルロ監督が、フィオレンティーナ戦(●0-3)後、試合を振り返った。

 現地時間22日のセリエA第14節ユベントスvsフィオレンティーナは、開始3分にフィオレンティーナが先制。追いかけるユベントスは前半16分、フアン・クアドラードが敵陣右サイドからカットインを仕掛けたあと、ガエターノ・カストロビッリのすねに足裏を見せた危険なチャージを行った。このプレーにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、クアドラードには一発退場の処分が下された。

 序盤で数的不利となったユベントスはこの後、後半31分と同36分に失点を喫し、0-3でホーム戦を落とす結果に。ピルロ監督体制のユベントスは、これが初のリーグ戦黒星となった。

 試合後、ピルロ監督は会見の場で「この試合での黒星は必然だろう」と述べている。『Sky Sports Italia』がその言葉を伝えた。

「クリスマス休暇前最後の試合ということもあり、集中力が欠けていた。このゲームについては入り方から間違っていたと言えるだろうね」

「クアドラードのプレーは危険だったし、レッドカードは明らかなもの。それについては弁明できないよ。10人になってからのことについて、戦術面や技術的なパフォーマンスについて説明は難しい」

 一方でユベントスvsナポリの一戦がナポリ側の遠征拒否により不戦勝となっていたが、裁定の結果再試合と判断された。そのことについて「再試合自体は問題ない。裁定が正しいかどうかはわからないが、COVID-19で欠場者を出しながらプレーしていた他のチームは、公平でないと思うかもしれないけどね」との見解を示した。

 フィオレンティーナ戦を落として2020年最後のゲームを終えたユベントス。ピルロ監督は次節以降への意気込みを示している。

「まずは数日間休暇してバッテリーを充電する必要があるね。それから私達が犯した間違いについて、しっかりと分析していきたい。自分たちのことを優勝争いができるチームだと思っていたが、ミランとインテルが上にいるという事実は、彼らが優れているということを証明するものだ。追いつき、追い越すために必要なことをこれからも遂行する。

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