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吉田麻也、インテル戦では右SBとして勝利に貢献も「サイドバックは違うスポーツやん」

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 現地時間6日に行われたセリエA第16節サンプドリアvsインテルは、2-1でサンプドリアが勝利を収めた。試合後、サンプドリアの日本代表DF吉田麻也が口を開いている。

 この試合でサンプドリアは開始11分、アレクシス・サンチェスのPKをエミル・アウデロがスーパーセーブで防ぎ、失点の危機を回避。前半に2点を決めたサンプドリアはステファン・デ・フライのヘディングによる1失点のみに抑え、2-1で決着している。

 吉田はこの試合で右サイドバックとして出場。本職のセンターではなかったものの、最終ラインを上下動しながらアシュリー・ヤングやラウタロ・マルティネスらとマッチアップ。チームの勝利に貢献した。

 吉田にとっては第14節サッスオーロ戦から、チーム事情により3試合連続での右サイドバック出場となった。本人は試合後、自身の公式SNSを通じて次のような感想を漏らしている。

「偉大な勝利!このまま戦い続けよう!」(イタリア語)

「サイドバックは違うスポーツやん」(ハッシュタグ付きの日本語で)

 センターバックを主戦場とする吉田麻也。かつてサウサンプトン時代にもサイドバックとしてピッチに立ったことはあるものの、サンプドリアでも右SBとして起用されるケースが増えており、センターバックとは大きく異る役割に、少なからず戸惑いもあるようだ。

 一方、ボローニャDF冨安健洋もセンターを本職としながら、右サイドバックとしても起用され存在感を示している。日本代表CBの2人がセリエAではそろって右SBとして使われている現状は、日本人DFのマルチロールぶりがクラウディオ・ラニエリ、シニシャ・ミハイロヴィッチらに、高く評価されているからこそと言えるのかもしれない。

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