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素行面が不安視される20歳FWリンコン「日本でのプレー楽しみ」神戸は「サポート」約束

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神戸の新体制発表会でビデオメッセージを寄せたリンコン(スクリーンショット)

 ヴィッセル神戸の平野孝スポーツダイレクター(SD)は、昨季出た課題として「全体の走力、地力」「終盤戦の得点力」の2つを挙げた。そのひとつ、得点力を改善すべく獲得したのが、ブラジルの新鋭FWリンコンだ。三浦淳寛監督も「得点感覚、相手の裏を獲る動きに長けている選手。得点に期待している」と即戦力としての活躍を切望した。

 リンコンは2000年12月16日生まれの20歳。16歳から名門・フラメンゴに所属し、ブラジルでリーグ戦通算37試合4得点を決めている。またブラジルの世代別代表にも選ばれており、将来を嘱望されている。ブラジルメディアによると、神戸はアメリカMLSのFCシンシナティとの争奪戦を制して、獲得に漕ぎつけたようだ。

 しかし才能を評価する声がある一方で、素行面を懸念する報道もされている。一部では、当初神戸が希望したレンタルではなく、完全移籍に交渉が切り替えられたのは、リンコンの素行面が影響しているのではないかともいわれている。

 だが平野SDは「(移籍が成立したのは)リンコン選手がここでプレーしたいという意思を示してくれた結果だと思っている。彼が活躍できるようにサポートしていきたい」と約束。「ゴール前で違いをみせてくれる選手。きっと我々の期待に応えてくれる」と活躍に太鼓判を押した。

 なお、昨今のコロナ禍による入国制限で来日が遅れており、入国は早くても2月初旬になるという。しかし「しっかりとコンタクトを取りながら、試合に出る準備を進めている」とコンディション面に問題がないことを強調。ビデオメッセージを寄せたリンコンも「日本へ行ってプレーするのが楽しみ。たくさん喜んでもらえるようなプレーをします」と抱負を語った。

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