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久保建英も序列低下…泥沼4連敗のヘタフェ、監督交代へレアル・マドリーのレジェンドと接触か

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 不振に喘ぐヘタフェが指揮官交代を考慮しているようだ。レアル・マドリーOBの元スペイン代表MFミチェル氏と接触したことをスペイン『オンダ・セロ』が報じた。

 ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェは、19日に行われたラ・リーガ第24節でベティスと対戦した。この日もなかなか攻撃のテンポを上げることができないヘタフェは0-0で迎えた終盤、84分に献上したPKを決められて失点。そのまま敗れ、リーグ4連敗を喫した。

 直近の6試合で1分け5敗の未勝利、5試合連続無得点という危機的状況で、降格圏に沈む18位バジャドリーと3ポイント差の14位となったヘタフェ。スペインのラジオ局『オンダ・セロ』の番組『エル・トランシストール』が伝えたところによれば、クラブは表面的にボルダラス監督解任の噂を否定していながらも、ミチェル氏と既にコンタクトを取っているとのことだ。

 現役時代にレアル・マドリーで公式戦500試合以上に出場した同クラブレジェンドのミチェル氏は、引退後の2009年から2011年までヘタフェを指揮。ラージョやセビージャ、オリンピアコス、マルセイユ、マラガの監督を歴任し、昨夏にメキシコのプーマス指揮官を退任してからはフリーとなっている。

 一方で、ヘタフェは2022年まで契約を結ぶボルダラス監督を解任する場合には、残り給与分の300万ユーロ(約3億8000万円)を支払わなければならないことが指揮官交代へのネックになるとも。

 今冬にビジャレアルからヘタフェ入りした日本代表MF久保建英は、加入当初こそ期待感を漂わせるパフォーマンスを見せたものの、徐々に序列が下がって直近3試合はベンチスタートに。ヘタフェが指揮官交代を決断すれば、久保の起用法にも影響が出てくることが予想されるだけに、今後の情勢に注目だ。

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