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屈辱のロシアW杯予選敗退から着実に成長…イタリア代表は公式戦24試合無敗を継続

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イタリア代表は公式戦24試合無敗を継続

 カタール・ワールドカップ欧州予選第2節2日目が28日に行われ、イタリア代表はブルガリア代表に2-0で勝利。公式戦24試合無敗をキープしている。

 前節を白星で終えたイタリアは第2節でブルガリアと対戦。前半43分にFWアンドレア・ベロッティがPKで先制点を奪うと、後半37分には23歳MFマヌエル・ロカテッリが代表初ゴールとなる追加点を決め、2-0で連勝を達成した。

 イタリア代表は2019年10月16日のリヒテンシュタイン戦から6試合連続でアウェー無失点を続ける。データサイト『opta』によると、敵地での6試合連続無失点は、イタリア代表史上最長の記録になるという。また今節の勝利で、18年9月のポルトガル戦で敗れて以降24試合無敗(19勝5分)をキープ。マルチェロ・リッピ監督や1930年代にW杯を制したビットーリオ・ポッツォ監督が記録した30試合以上の無敗記録に迫っている。

 マンチーニ監督は試合後、『RAIスポーツ』のインタビューで「すべての試合は難しいもので、特にブルガリアのような堅守速攻型には苦戦を強いられる」と試合を振り返る。苦しい戦いを見事に制したイタリア代表。指揮官は「その中でも選手たちはいいパフォーマンスを見せた。さらに得点を奪うことももちろん大切だが、勝ち点3を得ることが何よりも意味がある」と2連勝に手応えを語った。

 代表初ゴールとなったロカテッリは「まだ鳥肌が立っている。信じられないことだよ」と率直な気持ちを明かす。「私にはもっと得点が必要ということはわかっている。だけど、サッカーは一瞬で勢いが変わるもの。私はそのバランスを保つことが重要なんだ」と自身のプレースタイルを理解しつつ、「簡単な試合はない。しかし私たちは強いチームだ。すべての試合に勝つように努力は続ける」と次戦に向けて気持ちを引き締めている。

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