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「日本のメッシと呼ばれる彼は何者なのか?」ブンデスリーガ公式が堂安律を特集

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ブンデス公式がMF堂安律を特集

 ブンデスリーガ公式が、ビーレフェルトの日本代表MF堂安律について特集記事を展開している。

「日本のメッシと呼ばれるビーレフェルトの堂安律とは何者なのか?」という見出しで、日本代表MFのこれまでのキャリアについて詳細を伝えた。

「若くして有望なアタッカーとして評価された堂安は2015年5月、ガンバ大阪で16歳344日にしてトップデビューを果たした。2017年のU-20ワールドカップではイタリア戦で見事なプレー&フィニッシュを見せ、FIFA公式が“日本のメッシ”と伝えたほどだ」

「後に彼はエールディビジのフローニンゲンで66試合16ゴール7アシストをマークし、2019年夏にはPSVへと向かうことになった。そしてその翌年、2020年9月に彼はドイツのビーレフェルトにやってきた」

 ブンデスリーガ公式は堂安がここまで見せている活躍内容にスポットを当て、次のように紹介した。

「彼はビーレフェルトのチーム内でトップスコアラーとなる4ゴールをマークしている。これはFWのファビアン・クロス(3得点)、セルヒオ・コルドバ(2得点)を上回る得点数だ。さらに2つのアシストもマークしている。バイエルン戦では世界最高のGK、マヌエル・ノイアーの守るゴールさえも打ち破った」

「堂安は攻撃面で様々なアクションを見せるサイドアタッカーであり、チャンスメークのセンスも素晴らしい。彼はドイツにおいてこれまで2014回のフリーランを敢行し、645回のスプリントを記録している。309回のチャレンジを行い、シュートも50本放った。彼がチームを1部残留に導いたとしたら、間違いなく大きな役割を果たしたことになるだろう」

 その一方でリーグ公式はかつてバイエルンに籍を置き、現在はリバプールでプレーするスイス代表レフティー、ジェルダン・シャキリに似ているのではないかとも指摘している。

「リオネル・メッシとの比較はちょっと遠いかもしれないが、22歳のMFはシャキリと特徴が似ているかもしれない。小柄でありながらも動きは俊敏であり、低い重心のドリブルで相手DFを困らせる。そして魔法の左足を有しており、ゴールを決めるだけでなく、決定機を生み出すことにも長けている」

 記事では堂安のプレースタイルを詳しく伝えたうえで、これまでの歩みやプライベートの話題、そして奥川雅也とともにアベックゴールをマークし、敵地でレバークーゼンを撃破した試合を“最も印象的なパフォーマンス”と伝えている。

 現在PSVからビーレフェルトへのレンタルでドイツ1部初挑戦となった堂安。同チームでは1部残留のカギを握る存在と見られているだけに、ドイツ国内で22歳の日本人MFは注目の的となっているようだ。

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