beacon

関根が決勝ヘッド! 序盤にアクシデントもあった浦和、指揮官の古巣・徳島を下して3連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

決勝点を挙げた浦和MF関根貴大

[4.11 J1第9節 浦和1-0徳島 埼玉]

 J1第9節が11日に開催され、10位浦和レッズはホームで9位徳島ヴォルティスに1-0で勝利した。後半15分にセットプレーからMF関根貴大が決勝ゴールを記録。今季初の2連勝を飾った前節の勢いを維持し、その数字を3に伸ばした。

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督にとっては、2017年から2020年まで率いたチームとの古巣戦。前節から先発メンバーを1人のみ入れ替え、4-1-4-1のフォーメーションで臨んだ。一方、3連勝中で今節を迎えた徳島はスタメン2人を変更。4-2-3-1の布陣でスタートした。

 ホームの浦和は前半7分にトラブルが発生。MF武田英寿がDFジエゴからボールを奪い返そうとした際に左足を痛め、担架で運び出される。一時的に10人での戦いを強いられる中、同11分に徳島MF渡井理己の強烈なミドルシュートを浴びるも、GK西川周作が好セーブ。直後にFW杉本健勇がピッチへ送り出された。

 その後も徳島がボールを握り、浦和を押し込む。前半34分には高い位置でのボール奪取から、FW垣田裕暉がPA内中央にラストパス。飛び込んだFW宮代大聖が至近距離から左足でシュートを打つが、再びGK西川のビッグセーブに遭い、先制とはならない。

 時間の経過とともに浦和も攻撃のペースをつかみ、前半43分に絶好機を迎える。素早い攻守の切り替えからPA手前右の関根がクロスを送り、PA内中央に走り込んだMF明本考浩がヘディングシュート。しかし、クロスバーを叩く。同アディショナルタイム1分にはPA内右の関根がクロスを送った流れから、中央の明本がこぼれ球に反応。左足でシュートを放つも、GK上福元直人がファインセーブを見せ、前半はスコアレスで終了となった。

 試合が動いたのは後半15分。浦和の左CKからキッカーのMF小泉佳穂が近くのDF山中亮輔につなぎ、山中は左足でアウトスイングのクロスを送る。PA内中央でマークを外した関根が頭でゴール右に決め、今季初得点を挙げた。

 反撃を図る徳島は飲水タイム明けにアクシデント。MF鈴木徳真が右膝の内側を気にしながら座り込み、スタッフとともにベンチへ退く。徳島は後半27分、鈴木に代えてMF小西雄大を投入した。

 徳島は最後までゴールに迫ったものの、無得点でタイムアップ。4試合ぶりの黒星を喫し、連勝は3でストップした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J1]第9節2日目 スコア速報

TOP