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クーマン、敗戦クラシコの審判に憤慨「バルセロナファンは不満を感じなくてはならない」

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ロナルド・クーマン監督が不満を露わ

 10日のラ・リーガ第30節、バルセロナは敵地アルフレド・ディ・ステファノでのレアル・マドリー戦を1-2で落とした。ロナルド・クーマン監督は試合後、審判の判定に対する憤りを隠せなかった。

 前半にレアル・マドリーの2得点を許し、後半にDFオスカル・ミンゲサが1点を返したものの、同点に追いつけず試合を終えたバルセロナ。クーマン監督は、後半のヒル・マンサーノ主審のレフェリングに納得が行かなかったようだ。スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで次のようにコメントしている。

「バルセロナファンは、この試合を見て熱くならなければ、不満を持たなければならない。まず、前半の私たちが良くなかったことを認める必要がある。後半になって改善されたが、審判はその決定を的中させないと。(メンディがブライトバイテを倒した場面は)PKだったし、アディショナルタイムももっと取るべきだった」

「私の位置から、ブライトバイテが体を回転させながら倒れたのを見れば十分だった。あれは明確なファウルだ。それに審判は肩に問題(通信機の故障)を抱えて試合を数分中断していた。審判が結果に影響を与えた? 2-2となっていないのだから、もちろんだ。VARがスペインにある意味が分からない。誰もがあのプレーを目撃したはずだ」

「私だけがこうした感情を抱えているわけではない。選手たちもあのPKの判定に悲しんでいる。バルサに長年在籍している選手たちが、またもこういうことが起こったと感じているかは、私の関知しているところではないが」

 バルセロナは首位レアル・マドリー、2位アトレティコ・マドリー(1試合未消化)と勝ち点1差で3位に位置。ラ・リーガの優勝争いについてクーマン監督は「私は楽観的だ。私たちは闘えるチームであることを示した。これからリアクションをみせ、最後まで競っていくよ」と語っている。

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