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11年ぶりのスクデットへ!コンテは大満足「勝利が好き過ぎて計算なんてできない」

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インテルを率いるアントニオ・コンテ監督

 インテルの指揮官アントニオ・コンテが11日のカリアリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、勝利に歓喜した。

 コンテ率いる首位インテルは11日、セリエA第30節においてカリアリとホームで対戦。カリアリの好守に阻まれ、終盤までスコアレスが続いたが、77分に右サイドのDFアクラフ・ハキミのアシストから逆サイドのDFマッテオ・ダルミアンが決勝点を挙げて、インテルを勝利へと導いた。

 インテルはこれによりポイントを「74」へと積み上げ、2位のミランとの差を「11」でキープ。2010年から遠ざかるスクデットへのカウントダウンに、指揮官のコンテは喜びを隠せない。

「残り試合が少なくなり、勝利は6ポイント分の価値がある。ミランが勝利したため、我々も勝利してポイント差をキープすることが重要だった。簡単なことなど決してない。ここにいる選手の多くは、こういった重圧を経験するのが初めてだったと思う。しかし常に優勝を目指してプレーし、重圧にも慣れていくだろう。チームのパフォーマンスには、非常に満足している。この2年間、あらゆる点において成長を遂げることができた」

「カウントダウンを早めようと努め、勝利を目指してプレーしていくべきだ。我々は、“計算ができる”チームではない。私自身も勝利を収めることが好き過ぎて、計算なんてしていられない。目標は見え始めたが、まだ到達していない。わずか数日間で重要な勝利を収めることができたが、まだ8試合残っている」

 また、インテル指揮官は『スカイスポーツ』のインタビューにおいても発言。「『監督を変えるべき。選手たちは能無しだ』などと多くの批判が向けられたが、それにより全員に名誉挽回への意欲が生まれた。ピッチだけでなく、精神面においても、自分たちの努力を強く信じてきた選手たちのおかげだ」とコメントし、過去の批判を乗り越えてきたチームを称えた。

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