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浦和R・ロドリゲス監督が母国紙に語る「日本は多くの人が思っているよりも…」欧州と大きく異なる点も明かす

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今季から浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督

 浦和レッズリカルド・ロドリゲス監督(47)がスペイン『マルカ』で日本サッカーの印象や自身の仕事について語った。

 スペイン人のR・ロドリゲス監督は過去にU-17サウジアラビア代表、ジローナ(スペイン2部)、タイの複数クラブを率い、2017年に徳島ヴォルティスの指揮官に就任。ボールを保持しながら主導権を握るスタイルを浸透させ、昨季にチームをJ2初優勝と7年ぶりのJ1昇格に導いた。そして同シーズン限りで徳島を離れ、今季から同じJ1の浦和を指揮している。

「新しいチームにやってくることは常に大きな挑戦ですが、故郷から数千キロも離れた文化の異なる国でそれを行うことは、さらに大きな挑戦です。徳島での経験に続き、浦和は私にとって日本での2チーム目となります。この土地の特徴についてはだいぶ分かってきましたが、最初の数週間の仕事は非常にタフなものとなりました」

 R・ロドリゲス監督が振り返る通り、浦和は第6節の川崎F戦(●0-5)で大敗を喫するなど、開幕からの6試合で1勝2分3敗と苦戦。それでも第7節からのシステム変更を機に今季初の2連勝を達成し、古巣戦となった11日の第9節・徳島戦(○1-0)で連勝を3に伸ばした。

 今年で来日5年目。新天地で奮闘を続けるR・ロドリゲス監督は「日本のサッカーは多くの人が思っているよりも、ずっと魅力的で面白いです。規律を重んじる国なので、選手と一緒に仕事をするのは非常に楽ですね。選手たちは指示に沿って真面目にプレーしていますし、求められていることも理解しています。これは日本のサッカー選手について、私がとても気に入っている点でもあります」とJリーグに好印象を抱いているようだ。

 その一方で「他のヨーロッパ各国で見られるような役割や仕事の進め方とは大きく異なる点もあります」と語る。「どちらが良いとか悪いとかではなく、単に異なっているだけであり、それは適応しなければならないものです」と前置きし、次のように説明した。

「例えばここでは、監督は指導をするだけでなく、一種のゼネラルマネージャーでもあります。つまり組織の決定は全て監督を経由するのです。新天地に到着すると、すぐに各スタッフとミーティングを行う必要がありました。監督は全てのことを決定し、全てに口を出します」

 そうした事情から、自身の声を代弁する通訳の選定も重要なポイントだと説き、「彼らはスペイン語を知っているだけでは不十分で、私の戦術的なコンセプトを理解し、それを正確に翻訳しなければなりません」と強調した。

 1月のチーム始動から約3か月。R・ロドリゲス監督は浦和でのチーム作りについて「現在はルーティンやメカニズムを導入している段階です。感触は良く、チームの反応も素晴らしいです」と手応えを示し、「私がプレーの際に彼らに求めるコンセプトは、彼らにとっても新しいものが多いのです。だからこそ、サッカーはとても美しい。ピッチ上でもピッチ外でも、学ぶことが尽きないのですから。私たちは皆、常に学び、ゼロからスタートしています」と話した。

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