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広島が今大会初得点で初白星! 長沼先制点とOGでグループ3位に浮上、清水は終盤に指宿が一矢報いる

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[4.28 ルヴァン杯D組第4節 清水1-2広島 アイスタ]

 ルヴァンカップは28日にグループリーグ第4節を行った。清水エスパルスサンフレッチェ広島が対戦し、広島が2ー1で勝利。待望の今大会初得点で、初白星を手にした。

 清水は第3節終了時点で1勝2分のグループ2位。得点は第2節に敵地で決めた1点のみとなっている。4ー4ー2の布陣で、GKは永井堅梧。4バックにDF奥井諒、DFヴァウド、DF鈴木義宜、DF福森直也が並ぶ。ボランチ2枚はMF竹内涼とMF宮本航汰。右サイドにMF金子翔太、左にMF中村慶太が入り、前線にFW後藤優介とFWディサロ燦シルヴァーノが起用された。

 一方、広島は第1節でスコアレスドローに終わると、その後は2連敗。いまだ無得点でグループ最下位に沈んでいる。こちらも4ー4ー2の布陣。守備陣はGK林卓人、DF清水航平、DF荒木隼人、DF井林章、DF藤井智也が配置される。ボランチ2枚はMF茶島雄介とMF柴崎晃誠。右サイドにMFエゼキエウ、左にMF柏好文が置かれ、前線にFW長沼洋一とFW鮎川峻が入った。

 序盤は両者拮抗状態だったが、広島は前半29分に清水の負傷でMF東俊希が入るも、その後は少しずつペースを握る。同31分には井林のフィードから柏が落とし、最後は鮎川が左足シュート。ゴール枠外になったが、得点の匂いを漂わせた。

 すると、広島が前半37分に先制に成功。左サイドの東がクロスを上げ、PA内の長沼が頭で合わせる。ゴール右隅に流し込む技ありの復帰後初ゴールで均衡を破った。

 前半を1ー0で折り返した広島はエゼキエウを下げてMFハイネルを入れる。清水は宮本を下げてMF河井陽介を投入。すると、清水は後半開始早々に追加点を許す。広島の藤井の高速クロスにヴァウドが反応するが、ボールに触れるとそのままオウンゴールとなった。

 0ー2と点差を広げられた清水は後半8分に3枚替え。奥井、鈴木、中村を下げ、DF立田悠悟、DFウィリアム・マテウス、MF滝裕太を入れる。新加入のW・マテウスはJデビューとなった。広島も同12分に2枚替え。藤井と柏に代えてMF川辺駿とFWジュニオール・サントスが出場する。

 攻勢を増す清水は、後半16分に後藤を下げてFW指宿洋史を投入。すると、同24分に1点を返す。滝からパスを受けたディサロが、右サイドから中盤に折り返す。河井がダイレクトでPA内にパスを送り、反応した指宿が右足でフィニッシュ。今季加入からの初ゴールで1ー2と点差を縮めた。

 広島は後半31分に長沼に代えてMF森島司を入れる。清水は後半32分に波状攻撃。W・マテウスのヘディングシュートで得たCKから、PA内で畳みかけるように数本のシュートを放つが、ゴール枠内には入らない。

 終盤は互いにオープンな展開に。だが、スコアは動くことなくそのまま試合終了。広島が今大会の初ゴールを含む2得点の2ー1で初白星を手にし、3位に浮上した。追い上げを見せた清水は無念の敗戦。2位はキープするも、2勝目とはならなかった。

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