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[関東]FW佐藤ハットの法政が首位浮上!早稲田はルーキー安斎がデビュー弾、拓殖は今季初勝利で最下位脱出:第4節

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FW佐藤大樹(4年=札幌U-18)がPK2発を含むハットトリックで勝利に導いた

 JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦1部の第4節が28日に行われた。

 開幕3連勝の首位・明治大国士舘大と対戦し、2-2で引き分けた。2度のリードを奪う展開を作るが、いずれも守り切ることができず。栗田大輔監督が所用のため不在で、小野浩二コーチが代替指揮を執った試合だったが、今季初の引き分けとなった。

 また同じく開幕3連勝を決めていた早稲田大立正大と1-1で引き分けた。初出場初先発の注目ルーキー、MF安斎颯馬(1年=青森山田高)が後半26分に先制点を奪ったが、試合終了直前の後半アディショナルタイム5分にまさかの同点被弾。早稲田にとっての今季初失点が痛い時間帯に生まれ、こちらも今季初の引き分けゲームとなった

 そして2勝1分で3位だった法政大慶應義塾大に4-2で快勝。前半5分に先制点を許す試合となったが、エースFW佐藤大樹(4年=札幌U-18)のハットトリックなどで逆転に成功。3勝1分の勝ち点10で明治、早稲田、法政の3チームが並ぶことになったが、得失点差で上回った法政が首位に浮上。2位・明治、3位で早稲田が追う展開に変わった。

 前節初勝利を飾った流通経済大順天堂大を5-3で下し、2連勝を飾った。文字通りのシーソーゲームになったが、3-3で迎えた後半26分にMF佐藤響(4年=水戸啓明高)のクロスを合わせたDF佐々木旭(4年=埼玉平成高/川崎F内定)のヘディング弾で勝ち越し。試合終了間際にはMF安居海渡(4年=浦和学院高/浦和内定)がダメを押した。

 3連敗で最下位の拓殖大桐蔭横浜大を2-0で下して今季初勝利。10番FW田中幸大(4年=東海大甲府高)が2試合連続となる2ゴールを決めると、守っても今季初となる無失点で戦い終えた。

 これで未勝利は順天堂大と慶應義塾大の2チームとなった。

 第5節は5月1日と2日に行われる。

【第4節】
(4月28日)
明治大 2-2 国士舘大
[明]木村卓斗(22分)、太田龍之介(60分)
[国]オウンゴール(47分)、東條敦輝(66分)

法政大 4-2 慶應義塾大
[法]佐藤大樹3(27分、55分、70分)、中井崇仁(76分)
[慶]齊藤滉(5分)、橋本健人(40分)

桐蔭横浜大 0-2 拓殖大
[拓]田中幸大2(7分、59分)

順天堂大 3-3 流通経済大
[順]長倉幹樹(8分)、小林里駆(52分)、長谷川光基(56分)
[流]佐藤響(13分)、菊地泰智(45分)、齊藤聖七(57分)、佐々木旭(71分)、安居海渡(90分)

早稲田大 1-1 立正大
[早]安斎颯馬(71分)
[立]榊原杏太(90分+5)

駒澤大 1-3 筑波大
[駒]會澤海斗(60分)
[筑]オウンゴール(13分)、森海渡(18分)、和田育(78分)
●第95回関東大学L特集

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