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クラモフスキー新監督就任の山形、暫定体制で2連勝! 群馬は反撃及ばず2連敗

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山形の新監督に就任するピーター・クラモフスキー

[5.1 J2第11節 群馬1-2山形 正田スタ]

 J2第11節が1日に各地で開催され、15位モンテディオ山形は敵地で18位ザスパクサツ群馬に2-1で競り勝った。暫定体制に移行し、今季初の2連勝。敗れた群馬は2連敗となった。

 山形は4月22日、成績不振により石丸清隆前監督の解任を発表。同30日には、昨季途中まで清水エスパルスを率いたピーター・クラモフスキー氏の新指揮官就任、元愛媛FC監督の川井健太氏のコーチ就任を発表した。シーズン途中の監督解任および外国人指揮官の招へいは、いずれもクラブ史上初。クラモフスキー氏の手続きの関係により、前節・磐田戦(○1-0)に続いて今節も佐藤尽コーチが暫定で指揮を執った。

 前節から復調傾向にある山形は、前半36分に均衡を破る。左CKのショートコーナーからMF中原輝が左足でクロスを上げると、中央のMF藤田息吹ヘディングシュート。正確にゴール右へ決め、1-0とした。

 後半3分には、カウンターからDF山田拓巳がドリブルで長い距離を運び、こぼれ球を拾ったMF山田康太が敵陣中央からスルーパス。FW林誠道がマークを引き連れながらPA内中央へ走り、トラップから右足で流し込んだ。

 藤田と林の加入後初ゴールで2点をリードした山形は、その後も相手を攻め立てる。後半32分にはFWルリーニャをピッチへ送り出し、さらに追加点を奪いに行った。

 一方、群馬は後半32分にDF川上優樹が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、同39分に1点を返す。左CKからキッカーのFW大前元紀が右足で高精度のクロスを供給。ファーのMF田中稔也が頭で押し込み、今季初得点を記録した。

 しかし、終盤はDF栗山直樹らを投入して守りを固めた山形を崩し切れず、1-2でタイムアップ。ホームゲームを落とし、2連敗を喫した。

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