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OB絶賛の快進撃!「2か月前にチェルシーがCL決勝に進出すると言われたら、私は笑っていただろう」

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決勝進出を果たしたチェルシー

 チェルシーは5日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でレアル・マドリーをホームに迎え、2-0で勝利を収めた。2試合合計スコアは3-1。優勝した2011-12シーズン以来、9年ぶりにファイナルへの切符をつかんだ。

 トーマス・トゥヘル監督はパリSGを指揮していた昨季に続き、自身2シーズン連続の決勝進出。大会公式ツイッター(@ChampionsLeague)によると、異なるクラブを率いて2年連続のファイナル行きを果たした史上初の指揮官だという。

 チェルシーの快進撃は、このトゥヘル監督の手腕によるところが大きい。成績不振で解任されたフランク・ランパード前監督の後任として今年1月26日に就任すると、初陣から公式戦14試合で無敗を維持し、その間の失点数はわずか2。4月3日のプレミアリーグ第30節WBA戦(●2-5)で就任後初黒星を喫した後もリズムを崩さず、ランパード氏の解任時点でプレミアリーグ9位に低迷していたチームは現在、来季の欧州CL出場圏内となる4位につけている。

 イギリス『BBC』によると、チェルシーOBのパット・ネビン氏は今回のレアル戦について「素晴らしく面白い試合だった。この2つの試合でチェルシーは7、8点は取れたはずだ。チェルシーは非常に印象的で、彼らの成長のスピードには本当に驚かされた」とトゥヘル監督のチームを絶賛。「2か月前に彼らがチャンピオンズリーグの決勝に進出していると言われたら、私は笑っていただろうね」と、そのV字回復ぶりを強調した。

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