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「ランパードの功績があってこそ」チェルシー指揮官トゥヘル、前任者へのリスペクトを語る

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チェルシートーマス・トゥヘル監督

 チェルシー指揮官トーマス・トゥヘルが、プレミアリーグ第36節のアーセナルとのビッグ・ロンドン・ダービーを前に、会見でコメントを発した。

 第35節終了時点でリーグ3位まで盛り返し(11日レスターの勝利によりチェルシーは4位に順位を下げた)、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝進出を果たしたチェルシー。トゥヘルは前任者であるフランク・ランパードの功績があったからこそ、今があると説いた。

「CLではグループリーグをしっかり勝ち抜いたし、FAカップでも勝ち進んでいた。そこから私は引き継いだわけだからね。フランクがいたからだ。それは忘れてはいけない。彼の歩みは途中で終わったかもしれないが、素晴らしい仕事をしていたということは明確だ」

「それに、フランクはここで選手として輝かしい成績を残した。コーチとしてもさらにその名声を高めようとしたことはよく知っている。彼はチェルシーで最大のレガシーであり、このクラブに最も貢献した一人だ。チェルシーについて考えるとき、フランク・ランパードという人物の存在が頭にあるよ」

 なお、CLファイナルの会場はトルコのイスタンブールで行われる予定だったが、昨今の感染症事情によりイングランドもしくはポルトガルが代替会場になる可能性があるという。トゥヘルは「その件についてはUEFAや決定に関わるすべての人達が決めること。彼らは最良の結果へ導いてくれるはずだ。その決定に従うだけだ」との見解を示した。

 第36節ではレスターが敵地でマンチェスター・Uを下したため、チェルシーを抜いて3位に浮上。順位を4位に下げたチェルシーは12日、アーセナルとの大一番を制して再び3番手のポジションを取り戻すことはできるのだろうか。

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