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韓国系20歳MFのレアル初アシストに韓国紙「強烈なインパクトを残した」

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初アシストを記録したMFマルビン・パク

 レアル・マドリーの韓国系MFマルビン・パクが13日、ラ・リーガ第36節のグラナダ戦(○4-1)でスタメン出場し、トップチームでの初アシストを記録した。韓国『中央日報』は「強烈なインパクトを残した」と、その活躍を称えている。

 現在20歳のマルビン・パクはナイジェリア人の父と韓国人の母を持ち、2016年からレアルの下部組織に所属。カスティージャ(Bチーム)で経験を積み、今季リーガ初戦となった昨年9月のソシエダ戦で途中出場によってトップチームデビューを果たした。

 今節は右サイドバックで先発起用され、今季リーガ4試合目の出場。1-0の前半アディショナルタイム1分、右サイドでつぶれながらルーズボールをつなぐと、受けたFWロドリゴ・ゴエスがドリブルからネットを揺らした。マルビン・パクにとっては、これがスペイン1部での初アシスト。ハーフタイムでベンチに退いた後、チームは4-1で試合を終え、結果的に同選手の演出した2点目が決勝ゴールとなった。

 韓国『中央日報』は「スペインのレアル・マドリーで活躍中の韓国系マルビン・パクが、先発出場した試合で決勝ゴールをアシストし、強烈なインパクトを残した」と称賛。「彼は昨年9月にレアル・マドリーのユニフォームを着て夢に描いたトップデビューを飾った後、出場のニュースがよく流れ、実力と経験を高めている」と伝えた。

 なお、マルビン・パクの出生地はスペインのマジョルカとなっており、国籍はナイジェリア、韓国、スペインの3つ。まだA代表経験はないが、2019年にU-19スペイン代表として1試合に出場している。

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