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“鬼才”ビエルサの練習は「本当に特殊だよ」今季リーズ加入のドイツ代表DFが語る

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リーズを率いるマルセロ・ビエルサ監督

 リーズのドイツ代表DFロビン・コッホが『Goal』と『SPOX』の共同インタビューに応じ、マルセロ・ビエルサ監督の指導について語った。

 “鬼才”ビエルサ監督の下、17年ぶりにプレミアリーグを戦っているリーズ。優勝したマンチェスター・シティを下す(第31節:2-1)など攻守にアグレッシブな戦いで世界中を沸かせており、昇格組ながらここまで勝ち点50を稼いでリーグ戦10位につけ、残り3試合を全勝すれば5位になる可能性も残すなど、その戦いぶりは絶賛されている。

 コッホは今季フライブルクから1300万ポンドの移籍金で加入し、ここまで公式戦19試合に出場している。そんな24歳DFは、ビエルサ監督のトレーニングの独特なアプローチによって大きく成長できたと語った。

「今シーズンの僕らの試合を見た人であれば、どれだけ激しいかわかっているよね。一進一退を繰り返しながら90分間フルスロットルで戦うんだ」

「観客にとっては本当に楽しいものだと思うよ。でも選手の僕らにとっては、かなりの強さとスタミナが要求される。だからこそ、ビエルサのトレーニングは非常に特殊なんだ。それが僕らをより良い選手にしてくれると確信している。今シーズンの成長を実感もしているよ」

「僕の最も得意なプレーはビルドアップだ。僕らの試合では、攻撃的な選手を最良の方法でプレーさせ、すぐにゴールに迫れる状況を作るのが重要なんだ。スタッフは僕に攻撃的で危険なスペースにパスを出すことを要求している。監督は僕に求めていて、僕もこのスタイルを求めてリーズを選んだ」

「守備の安定もゴールチャンスを作るのと同じくらい重要だ。守備的な選手として、常に相手のチャレンジを受ける。前にも後ろにもね。でも僕らのチームは、ボールに対して常に全員で連動するのが特徴なんだ」

 またケガもあって3月の代表招集から外れたコッホだが、「ハードワークを続けてケガから100%の状態に戻ってきた。EUROに向けてもね」と今夏の大会出場へ意気込んだ。

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