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安部先発のバルセロナBは2部昇格ならず…昇格プレーオフ初戦のPKで守護神大奮闘もキッカー陣が次々失敗

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 FW安部裕葵所属のバルセロナBは16日、ラ・リーガ2部昇格プレーオフ第1戦でUCAMムルシアと対戦し、2-2で迎えたPK戦の末に4-5で敗れた。先発出場した安部は後半33分までプレーしたが、来季の2部昇格に導くことはできなかった。

 今季のラ・リーガ2部B(3部相当)グループ3で2位に入ったバルセロナBは、プレーオフ初戦でグループ4の2位に入ったムルシアと対戦。前半23分、エリア外からのミドルシュートで先制されたが同46分にFWレイ・マナイのゴールで追いつくと、後半19分にもマナイが2点目を決め、逆転に成功した。

 ところが後半36分、セットプレーから決められて延長戦にもつれ込むと、30分ハーフでも試合が決まらず勝負の行方はPK戦へ。バルセロナBはGKイニャキ・ペーニャが4本のキックをストップする大活躍を見せたが、FWコンラッド・デ・ラ・フエンテ、FWペケ、マナイのアタッカー陣が次々に失敗し、4-5で敗れた。

 なお、スペインの下部リーグは来季、大幅な改組を予定。国内5地域に分かれた現行の2部Bと18チーム制の3部が廃止となり、RFEF1〜3部に組み分けられる。プレーオフで2部昇格を逃したバルセロナBは、RFEF1部(3部相当)でプレーすることになる。

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