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クラモフスキー監督指揮2戦目の15位山形、敵地で2位琉球を寄せ付けず新体制2連勝!

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指揮スタートから2連勝となったピーター・クラモフスキー監督

[5.22 J2第15節 琉球0-2山形 タピスタ]

 J2第15節が22日に開催され、15位モンテディオ山形は敵地で2位FC琉球に2-0で勝利した。前後半にセットプレーから1ゴールずつを奪取。守っても2試合連続の完封で2連勝を飾った。

 ボールを握ってゲームを進めたいチーム同士の一戦。ピーター・クラモフスキー監督体制2戦目の山形はショートパスを主体にしつつ、長いボールも使いながら相手のプレスを剥がし、攻撃のリズムをつかむ。後方からのビルドアップ時には右サイドバックのDF半田陸が高い位置や中央にポジションを取り、左サイドバックのDF山田拓巳が絞って3枚で前に運ぶシーンが目立った。

 前半8分には右センターバックのDF山崎浩介がスルーパスを送り、右サイドを駆け上がった半田が折り返す。これが相手にクリアされ、右CKを獲得。キッカーのMF國分伸太郎が右足でアウトスイングのクロスを送ると、複数の選手たちがニアに入り、空いたスペースにPA外から走った半田が飛び込む。右足で豪快に蹴り込み、今季2得点目を記録した。

 ビハインドを負った琉球は持ち味のパスワークで反撃を試みる。前半34分にはPA手前中央でボールを受けたMF風間宏希が右足で強烈なミドルシュート。しかし、GK藤嶋栄介の好セーブに遭い、0-1でハーフタイムを迎えた。

 山形はリード後も攻撃の手を緩めず、後半11分に追加点を奪う。再び右CKからキッカーの國分が右足でクロスを供給。ニアのDF野田裕喜が力強いヘディングシュートでネットを揺らし、今季初得点をマークした。

 今節の開始前までリーグ最少タイの10失点だった琉球は、前節・栃木戦(○4-2)に続いて2ゴールを献上。攻撃でも前半からボールホルダーに対する圧力が弱まらない相手に対し、得点が遠い時間が続く。

 山形の運動量が落ちた終盤は何度もゴールに迫ったが、0-2のまま終了のホイッスルを聞いた。リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫し、ホームでは今季初の敗戦。23日にゲームを行う同勝ち点の首位アルビレックス新潟と勝ち点1差の3位京都サンガF.C.にプレッシャーをかけることはできなかった。

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