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U-24&女子の国際親善試合4試合で新競技規則を採用へ! 「ハンド」に大幅な文言変更

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 6月に行われるU-24日本代表の国際親善試合2試合と、日本女子代表(なでしこジャパン)の国際親善試合2試合では、2021-22シーズン向けの新競技規則が採用されることが分かった。日本サッカー協会(JFA)の黛俊行審判委員長が31日、メディアブリーフィングで明かした。

 U-24日本代表は6月5日にガーナ、12日にジャマイカとそれぞれ国際親善試合で対戦。なでしこジャパンは10日に国際親善試合でウクライナと戦い、13日にMS&AD杯でメキシコ戦を行う。

 両チームはいずれも新競技規則で行われる東京五輪への出場を控えており、「本大会前に慣れておく」(黛審判委員長)という狙いがあるという。

 一方、A代表は6月にカタールW杯アジア2次予選2試合とキリンチャレンジカップ2試合を行うが、いずれも20-21シーズンの競技規則が採用される。

 新競技規則では近年厳格化が続いていた「ハンド」の反則に揺り戻しがかかり、主審の裁量が拡大。「競技者の手や腕がボールと接触した場合でも、すべてが反則になるわけではない」という原則が新たに明文化された上で、①手や腕をボールの方向に動かし、手や腕を用いて意図的にボールに触れる、②競技者の体を不自然に大きくした状態で手や腕でボールに触れる、③GKを含めて、偶発的であっても、手や腕から相手チームのゴールに直接得点する、④偶発的であっても、ボールが自分の手や腕に触れた直後に相手ゴールに得点する—の4要件に当てはまるケースをハンドにあたるとしている。


(取材・文 竹内達也)●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

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