ブルガリア代表との国際親善試合(○3-0)で負傷交代したフランス代表FWカリム・ベンゼマに関し、ディディエ・デシャン監督がその状態を明かした。フランス『レキップ』が伝えている。

　6年ぶりに代表へ帰ってきたベンゼマは、復帰2戦目となった同試合で2試合連続のスタメン出場。しかし、右膝付近を痛めて座り込み、前半39分にFWオリビエ・ジルーとの交代を余儀なくされた。試合はFWアントワーヌ・グリーズマンの1ゴールとジルーの2ゴールにより、フランスが3-0で快勝を収めている。

　同紙によると、デシャン監督はフランスのテレビ局『M6』のインタビューで「彼は膝の上の筋肉を打撲した。私たちはリスクを冒したくなかった」と説明。試合終盤には交代で退いたFWキリアン・ムバッペと笑顔で話すベンゼマの姿もカメラに捉えられており、大事には至らなかったようだ。

　EURO2020でグループFに入ったフランスは、15日の第1節でドイツ代表、19日の第2節でハンガリー代表、23日の第3節でポルトガル代表と対決する予定となっている。

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