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無観客でも届いた“サポーターの声”…DF長友佑都「すごくパワーになりました」

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セルビア戦では試合中、ファン・サポーターが投稿した応援メッセージがピッチ横のLED看板に表示された

 サッカー日本代表オフィシャルパートナーのキリンホールディングス株式会社(磯崎功典社長)は11日にノエビアスタジアム神戸で行われたキリンチャレンジカップ・セルビア戦(○1-0)で、ファン・サポーターの応援メッセージをリアルタイムで選手に届ける「#届けてキリン ライブ応援」企画を初めて実施した。

 Twitterに「#届けてキリン」のハッシュタグをつけて応援メッセージを投稿すると、ピッチ横に設置されたLED看板にリアルタイムで表示されるという日本サッカー史上初の取り組み。緊急事態宣言の延長により試合は無観客で開催された中、応援に行けないファン・サポーターの声がピッチ内で戦う選手たちに届けられた。

 LED看板には「勝利だ!日本!勝って日本晴れ!」「いけるよニッポン!」「素敵なゴールを楽しみにしてます」といった日本代表チームを鼓舞する声のほか、この日がA代表デビュー戦となったFWオナイウ阿道(横浜FM)ら選手たち個人に向けた熱いメッセージも。キリンによると、メッセージは約1万件届き、「#届けてキリン」のハッシュタグは試合中にTwitter日本トレンド3位を獲得する盛り上がりを見せたという。


 試合後、オンライン取材に対応したDF長友佑都(マルセイユ)は「無観客でやる寂しさは常に感じていて、ファンの皆さんといつ一緒に、心を一つにしてサッカーができるかなと思っていた。メッセージがあるだけで僕らにとって心強いし、メッセージを自分たちのエネルギーにして頑張れる部分を感じている。すごくパワーになりました」と感謝を語った。

 キリンは7月にも、U-24日本代表(東京五輪代表)が壮行試合として予定しているキリンチャレンジカップ・U-24ホンジュラス代表戦(7月12日・ヨドコウ)、U-24スペイン代表戦(同17日・ノエスタ)で同様の企画を実施する予定。キリンサッカー応援Twitter公式アカウント「#届けてキリン みんなで応援チャレンジ」(@kirin_soccer_nc)をフォローし、ハッシュタグをつけて応援メッセージを投稿した人の中から抽選で「聖獣麒麟入り #キリチャレの日 応援シャツ(ベースボールシャツ)」がプレゼントされる。

■「#届けてキリン ライブ応援」今後のスケジュール
2021年7月12日(月)
U-24日本 対 U-24ホンジュラス(ヨドコウ)

2021年7月17日(土)
U-24日本 対 U-24スペイン(ノエスタ)



(取材・文 竹内達也)
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