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アタランタ、冨安健洋の獲得へ「重要な前進」か…26億円までオファー増額で「良い結末へ近づいている」

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ボローニャDF冨安健洋

 アタランタは、ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得へ向けて前進しているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が20日に伝えている。

 冨安は2019年夏にベルギーのシントトロイデンからボローニャへ移籍。加入直後から右SBのレギュラーとして活躍すると、今シーズンはチームの台所事情に応じて守備の全ポジションを務めるなどユーティリティ性を示し、評価を高めた。

 過去にはミランやプレミアリーグのクラブなどからの関心が報じられてきたが、今夏の移籍市場では、3年連続でチャンピオンズリーグに出場するジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタが獲得に本腰を入れていると伝えられている。

 そして『スカイスポーツ』は、アタランタが「トミヤス獲得へ向けて重要なステップを踏んだ」と報道。これまでに提示した移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス300万ユーロ(約3.9億円)の条件はボローニャが拒否したが、アタランタは今後ボーナスを含めて2000万ユーロ(約26億円)までオファーを増額し、「取引を完結」する見込みであることを伝えた。また交渉は「発展した段階」まで進んでおり、「良い結末へ近づいている」としている。ただボローニャは、冨安放出の設定金額を2500万ユーロ(約33億円)としており、今後の交渉の行方が注目される。

 またアタランタは、冨安の同僚であり、今シーズン限りで契約満了によりチームを退団する39歳FWロドリゴ・パラシオにも熱視線を送っているようだ。ジェノア時代にパラシオを指導したガスペリーニの要望とされているが、アルゼンチンFWを巡っては、元ミラン会長シルビオ・ベルルスコーニ氏が率いるモンツァも関心を示していると報じられている。

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