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横浜FMが王者猛追6連勝!! 大然&マルコス不在もFWオナイウヘッド弾

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[7.10 J1第22節 横浜FM2-0福岡 ニッパツ]

 J1リーグは10日、第22節を各地で行い、横浜F・マリノスアビスパ福岡を2-0で破った。FW前田大然を五輪活動、MFマルコス・ジュニオールを出場停止で欠く中、堂々の戦いぶりでリーグ戦6連勝を達成。1試合消化の多い首位・川崎Fとの勝ち点差を9に縮めた。

 試合は序盤から横浜FMが主導権をキープし、前半15分にはMF天野純のフリックから最終ライン裏に抜け出したFW仲川輝人がシュート。これはやや甘いコースに飛んでGK村上昌謙に阻まれたが、すぐに先制点を奪った。

 前半22分、横浜FMはDF小池龍太、MF扇原貴宏とつないだボールが右サイドの天野に入ると、利き足ではない右足で鋭いクロスを配給。これがゴール前の絶妙なコースに入り、村上がパンチングしたボールがDF奈良竜樹に当たってゴールマウスに吸い込まれた。

 さらに前半28分、横浜FMは中盤でセカンドボールを拾った天野が右サイドに展開し、小池が縦パス。これを受けたFWエウベルがゴール前にハイクロスを送ると、うまくフリーになっていたFWオナイウ阿道が強烈なヘディングシュートを決め、早くも2点リードとした。

 ところが前半36分には横浜FMに不運なアクシデント。サイドを攻め上がってきた福岡MFエミル・サロモンソンの蹴ったボールがDFチアゴ・マルチンスの顔面に直撃し、力を失ってピッチに倒れ込んだ。チアゴは治療を受けて立ち上がり、再びプレーを再開したが、脳震盪も懸念される心配な場面だった。

 そのまま2-0で後半へ。福岡はハーフタイム明け、MF重廣卓也を下げてMFジョルディ・クルークスを投入。同12分にはFW金森健志からFW北島祐二に交代した。一方の横浜FMは同19分、一気に3枚替えを敢行。天野、扇原、DF實藤友紀に代わり、MF渡辺皓太、MF喜田拓也、DFティーラトンを入れた。

 その後はやや福岡に主導権を握られる時間も続いたが、そのままタイムアップ。横浜FMがJ1リーグ6連勝で首位を猛追している。

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