日本サッカー協会(JFA)は13日、東日本大震災以降は静岡県御殿場市で活動中のJFAアカデミー福島(男子WEST)の選手1人から新たに新型コロナウイルスの陽性反応が認められたと発表した。JFAアカデミー福島では今月7日以降、陽性者が相次いでおり、これで9人目となった。

　発表によると、当該選手は12日にPCR検査を受検し、13日に陽性が確認された。

　JFAは「JFAアカデミー福島では、これまでも政府や自治体等の方針に基づいて感染防止対策に努めてまいりました」とした上で「7月7日(水)に陽性者1名が確認されて以降はアカデミーの活動を休止し、学校への通学も控えるなど、関係機関やJFA医学委員会と連携を取りながら然るべき措置を講じています。他の関係者の健康観察など、今後も引き続き、管轄する保健所の指示に従って対応してまいります」と説明した。

　また「今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認など、細やかに取り組むとともに、厚生労働省や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて対応してまいります。関係各所にご心配をおかけしておりますが、公衆衛生上の観点からご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。