beacon

日本女子vsカナダ女子 試合後の高倉麻子監督会見要旨

このエントリーをはてなブックマークに追加

なでしこジャパンの高倉麻子監督

 なでしこジャパン(日本女子代表)は21日、東京五輪初戦でカナダ代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、高倉麻子監督が会見に出席した。

 以下、会見要旨

――引き分け発進となったという結果について。
「昨日も話したが、このような状況の中での五輪開催ということで、難しい大会になったにも関わらず、このような形で私たちの初戦を迎えることができたことを、尽力して下さった皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。その中で私たちは精一杯、試合に向かって、メンバー22人で戦った。初戦なので、勝ち点3を取りに行こうということで、選手とともにさまざまな話をしながら、試合に入ったが、やはりカナダも力があるチームだし、思ったようなゲームプランは、特に前半は早い時間に失点してしまったので、少し硬い雰囲気もありつつ、うまく攻撃が組み立てられなかった。後半は少し修正をした中で、日本のリズムになる時間帯もあったが、なかなか決定的なチャンスを作れず。それでも粘り強く選手は戦い、最後、岩渕が粘り強く戦う中で、しっかりエースの仕事をしてくれた。すべては勝ち点1を取れたことをプラスに捉えながら、私たちは一戦一戦成長していくと、チームの中では考えているので、次もっと良い試合ができるよう、全力で準備をしていきたい」

――試合の入り方が少しフワフワして序盤に失点してしまった。イギリス戦に向けてどう修正していくか。
「ゲームの入りに関しては、ずっと気を付けてねと言っているけど。ずっと、フワフワするなと言っているが、なかなかうまくいかないというか、少し受けてしまう形が多いので、最初の15分という表現をしたり、ゲームの入りと表現したり言っているが、相手の勢いというのは、海外のチームは特に、前面にフィジカルを押し出してくる、特に最初の15分というのは。こちらも蹴ってしまう形になってしまうので、今日また良い教訓になったと思うし、チームとしてもさらに集中力をあげていこうと。自分たちで変えていくしかないと思う」

(取材・文 折戸岳彦)
●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

TOP