日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が24日に行われた東京五輪女子サッカーの日本(なでしこジャパン)対イギリス戦(●0-1)の試合後、JFAを通じてコメントを発表した。「今日勝てなかったことはとても残念」と述べつつ、第3節チリ戦での決勝トーナメント進出に期待を寄せている。

　日本はこの日の敗戦により、1分1敗の勝ち点1でグループEの3位。27日には2敗で最下位に沈むチリとの対戦を控えている。各組上位2チームと3位の成績上位2チームが決勝トーナメントに進出できるレギュレーションのため、勝てば突破の可能性が大きく残るが、引き分け以下に終われば敗退濃厚という崖っぷちの状況にある。

　それでも田嶋会長は「トーナメントに進むためにはっきりしたことは、次の試合に絶対に勝たなければいけないということ。割り切ってできるという意味で、かえって戦いやすくなったとも言えるのではないか」と期待。「ひとつひとつの試合の結果に一喜一憂せず、高倉監督を中心にチーム一丸となって次の試合への準備をしっかりとして、トーナメント進出の切符を取ってくれると信じている」と語った。

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