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伊藤洋輝はネクストブレイク候補筆頭?現地メディア「極めてエキサイティングな選手」と注目

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 今夏ジュビロ磐田からシュツットガルトに渡ったMF伊藤洋輝に対し、現地での期待が高まっているようだ。ドイツ『90min』は、元U-21日本代表MFを同クラブでブレイクする可能性のあるタレント8人の1人目に挙げている。

 日本代表MF遠藤航も所属するシュツットガルトだが、昨シーズンはFWシラス・カトンパ・ムヴンパ、ササ・カラジッチ、タングイ・クリバリら主要リーグ未経験の20代前半の選手たちが結果を残し、話題となった。メンバーの平均年齢がリーグで最も若いことを指摘する『90min』は、「シュツットガルトで近々にブレイクする可能性の8人のタレント」と今後のスター候補たちを特集。伊藤はその筆頭に挙げられ、次のように記された。

「日本からやって来たセンターバックは極めてエキサイティングな選手だ。J2のジュビロ磐田からのレンタルという格好だが、シュツットガルトは買い取りオプションを有する。発表の際、スポーツディレクターのスヴェン・ミスリンタートは『まずU-21チームの道を歩むことになるが、彼には少しずつ欧州のサッカーに馴染んでもらうつもりだ』と話す一方で、『「ヒロキは中期的に我がトップチームのスカッドに昇格するための、プレー面、フィジカル面においてのすべての要素を備えている』と語っていた」

「今後も今まで通りに成長を続け、(DFマーク=オリヴァー)ケンプフの退団など条件が揃えば、イトウは今シーズンからのトップチーム入りも考えられるだろう。テストマッチでのパフォーマンスも良かった。22歳の左利きは高い潜在能力を持ち、“ダイヤモンド・アイ”ことミスリンタートによる次の優れた補強になり得る」

『90min』はほかに、チェルシー下部組織出身の元U-19イングランド代表DFクリントン・モラ(20)や、ユヴェントスから加わった元U-18フランス代表MFナウウイル・アハマダ(19)ら7人を紹介。前者については「モラはイトウに加えて、シュトゥットガルトが元主将のケンプフが退団する可能性に関してリラックスするもう一つの理由」と記し、クラブでは伊藤やモラの2人がケンプフの代役、又は後釜として左側のセンターバックを務める存在と見られているとした。

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