beacon

鳥栖、金明輝監督の“適正範囲を超える指導”について追加報告…きっかけとなったラフプレーも「悪質とは評価されない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 サガン鳥栖は11日、金明輝監督による指導の適正範囲を超えた行為についての調査報告と対応について明かした。

 問題が起きたのは6月26日の練習中で、選手1名のラフプレーがきっかけで、金監督が選手を手で押さえながら足払いをして転倒させたことが発覚。クラブは当行為が指導の適正範囲を超えていると判断すると、Jリーグにも報告し、7月9日に同監督に3試合の指揮資格停止と当分の練習参加停止の処分が下されたことを発表していた。

 クラブはそこからの経過を公式サイトで改めて説明。選手全員への無記名アンケートの実施や第三者委員会の設置など、問題解決に向けて段階を踏んできたことを強調すると、ラフプレーについても、「当該選手が必死に取り組む中で起きた行為であり、相手方選手を怪我させようと意図したものではなく、危険性が極めて高い悪質な行為(いわゆるラフプレー)とまで評価されるものではなかった」とも結論づけた。

 福岡淳二郎代表取締役社長は「この度の当クラブ内で発生しました『適正範囲を超えた指導』につきましては、クラブとして二度とあってはならない行為だと深く反省しております」とコメント。また金監督も「このような事が二度と起きないように努めて参ります。サガン鳥栖が勝利するために、手段、方法をより工夫しながら選手、スタッフと協力して頑張っていきたいと思います」と神妙にコメントした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP