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久保建英について現地メディア「公然の秘密だったことが現実になった」

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マジョルカ復帰が決まったMF久保建英

 レアル・マドリーは11日、MF久保建英マジョルカに期限付き移籍することを発表した。2019-20シーズン以来、2年ぶりの古巣復帰。契約期間は2022年6月30日までとなっている。

 この移籍を以前から報じていたレアルの専門メディア『デフェンサ・セントラル』は同日、「公然の秘密だったことが今や現実になった」とし、「DC(Defensa Central)では、どこよりも早くマジョルカが彼の獲得に再び関心を示していることを伝えてきた」とレポート。同メディアによると、マジョルカは今回の契約にかかる費用として200万〜250万ユーロ(約2億6000万円〜約3億2400万円)を全額負担するほか、久保をコンスタントに出場させる取り決めもあるようだ。

 久保はマジョルカで好パフォーマンスを見せたラ・リーガ1年目を経て、昨季はビジャレアルとヘタフェで苦戦を強いられた。それでもシーズン終了後に開催された東京オリンピックでは、グループリーグ3試合連続ゴールでU-24日本代表を3連勝と首位通過に導き、最終的な4位入賞に貢献。同メディアは「オリンピックで彼が持っているクオリティーを素晴らしい輝きで示してくれた」と20歳MFを称え、「レアル・マドリーで成功する前の最終段階」に入ったと期待を込めている。

 マジョルカは久保の前所属時の2019-20シーズンに1部から降格したが、昨季2部を自動昇格圏内の2位で終え、1年で1部復帰。今季の開幕戦は14日に行われ、ホームでベティスと対戦する。

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