beacon

英国入りも完了しないバランの移籍…スールシャールが理由を説明「隔離により遅れている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

移籍発表が遅れているDFラファエル・バラン

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督が、移籍完了の発表が遅れるDFラファエル・バランについて言及した。

 今夏の移籍市場で積極的な補強に出るユナイテッド。すでにジェイドン・サンチョを獲得した同クラブは、ハリー・マグワイアのパートナーになり得るセンターバックの獲得を目指す。そして、レアル・マドリーのバランに強い関心を寄せ、7月中に最大4100万ポンド(約62億円)の移籍で合意したと報じられてきた。

 さらに、今週初めにユナイテッドのトレーニング施設でメディカルチェックを終えたとされているが、なかなか公式発表が出ない状況が続く。これを受け、スールシャール監督は13日のプレスカンファレンスでバランに関する状況を説明した。

「彼はまだ我々と一緒にトレーニングしていないし、すべてのことが慎重に行われている。物事には時間が掛かるし、残念なことに、(特定地域からの入国者に対する)隔離によりすべてが遅れている。まだ100%が終わったわけではない。だから(開幕戦に)彼は間に合わない。小さなことはよく起きるが、大きなことは隔離や検疫といったことだ。それでも、彼はすでにマンチェスターにいて、すぐに完了することを願っている」

 また、同指揮官はエディンソン・カバーニやコートジボワール代表として東京オリンピックを戦った2選手が欠場することも認めた。

「エディは入国し、隔離期間が終わったばかりだ。私的な都合でもう少し時間を要する。エリック(バイリー)とアマダ(トラオレ)も入国しているが、チームに合流するためのゴーサインを待っている状態だ。彼らはとてもエキサイティングな夏を送った。オリンピックに出場し、その前にもプレーしていた。だから、合流までにコンディションを整えておく必要がある」

●プレミア・リーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP