beacon

酒井宏樹が浦和デビュー!! 江坂が移籍後初ゴール!! 浦和、鳥栖を下して4試合ぶり白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

4試合ぶり白星を獲得した浦和レッズ

[8.14 J1リーグ第24節 浦和 2-1 鳥栖 浦和駒場]

 J1リーグ14日、第24節を開催し、浦和駒場スタジアムでは浦和レッズサガン鳥栖が対戦。前半36分にFW明本考浩の得点で浦和が先制するが、同アディショナルタイムにFW山下敬大の得点で鳥栖が追い付く。しかし、後半39分にFW江坂任が決勝PKを沈め、浦和が2-1の勝利を収めた。

 リーグ戦2連敗中の浦和は8月9日の第23節札幌戦(●1-2)から先発4人を入れ替え、MF大久保智明、MF田中達也、12年夏以来、9年ぶりのJ復帰となったDF酒井宏樹、今夏水戸から完全移籍で加入してJ1デビューとなるMF平野佑一らを先発起用。一方、ここ4戦無敗(2勝2分)の鳥栖は第23節FC東京戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、山下、今夏鹿島から期限付き移籍で加入したMF白崎凌兵らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分に鳥栖がゴールに迫る。左サイドのFW小屋松知哉が送ったラストパスから山下がフィニッシュに持ち込むが、枠を捉えたシュートはGK西川周作にストップされてしまう。鳥栖が最終ラインからボールをつなごうとするも、浦和が高い位置からの連動したプレスで自由を奪う。相手を追い込み、敵陣でのボール奪取を成功させ、前半10分にはMF江坂任のミドルシュートへとつなげた。

 すると、前半36分に浦和が先制に成功する。DF槙野智章が最終ラインから送ったボールを江坂が胸で落とすと、反応した明本がPA内に侵入。対面する相手をワンフェイクで外してコースを生み出すと、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 前半40分には鳥栖をアクシデントが襲い、負傷したDF島川俊郎がプレー続行不可能と判断され、DFファン・ソッコとの交代を余儀なくされた。しかし、同アディショナルタイムに鳥栖が同点に追い付く。右サイドからDF飯野七聖が送ったグラウンダーのクロスに対し、ニアサイドに走り込んだ小屋松がワンタッチで浮かすと、後方の山下が右足ボレーで鮮やかに沈めて試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同6分に浦和がカウンターからゴールを脅かす。右サイドから田中が送ったクロスをファーサイドの大久保が折り返し、走り込んだ江坂がダイレクトでシュート。しかし、至近距離から放ったシュートはGK朴一圭に阻まれてしまった。同13分には鳥栖。細かくパスをつなぎ、最後はMF中野嘉大のラストパスから山下が狙うも、シュートは枠上に外れてしまった。

 すると後半37分、PA内で明本が中野のファウルを誘い、浦和がPKを獲得。キッカーを務めた江坂が移籍後初ゴールとなるPKをきっちり沈め、浦和が2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP