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「もっとパフォーマンスを上げないと」麻也、初勝利もサウジ、豪との10月の連戦に向け気を引き締める

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[9.7 W杯アジア最終予選 日本1-0中国 ドーハ]

 カタールW杯アジア最終予選初勝利を飾った日本代表の主将DF吉田麻也は「プレッシャーはかなりありましたけど、その中でも自分たちの良さを出すことを意識した。気持ちの面の準備も良かった」と痛恨の黒星発進から持ち直したチームに安堵するも、「これがスタンダードにならないといけない」とすぐに気を引き締めた。

 まさにゴールをこじ開けた。前半、人数をかけてゴール前を固める中国の守備に苦戦した日本だったが、前半40分、右サイドを突破したMF伊東純也のクロスにFW大迫勇也が飛び込んで先制。得点はこの1点のみだったが、無失点で戦い終えて今大会初勝利をあげた。

「勝ち点3を取りましたけど、物足りないところはたくさんあった。ギリギリだったので、もっといい展開で、追加点を重ねるようにしたかった」

「焦れずにサイドから崩すイメージを持って、どこかでワンタッチだったり裏を突いたりというところを意識した。それができた部分と出来なかった部分はありましたが、最後にサコ(大迫)が良く決めてくれた。どんなチームでもあれだけ守られたら、崩すのは簡単じゃない。ここぞで決めてくれるのは助かるなと思いました」

 1勝1敗発進となった日本。10月の2連戦ではアウェーでサウジアラビア、ホームでオーストラリアとの対戦になる。「次の10月のシリーズが前半戦のカギになる」と話した吉田は、「僕らは一敗もできない状況なので、勝ち点6を目指してやっていくだけ。もっともっとパフォーマンスを上げないと苦しい試合が続くと思うので、必ず巻き返したいと思います」と力を込めた。

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