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「最終日のグリーズマン放出は最悪」クーマン、バルセロナの決断に理解示しつつも不満

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 バルセロナロナルド・クーマン監督が、FWアントワーヌ・グリーズマンの放出に不満を述べた。

今夏の移籍市場最終日、バルセロナはグリーズマンを古巣アトレティコ・マドリーへ放出。1年の延長オプションが付帯する1年間のレンタルで、一定条件を満たせば買取義務が発生する条件で移籍を許可している。しかし最終日に決まった電撃移籍のため、クーマン監督は不満を抱えているようだ。

 指揮官は『Sport』に対し、「解決策をほとんど見つけられないまま最終日を迎えてしまったのは最悪だね」と言及。その一方で「グリーズマンはかなり良い契約を結んでいたし、彼が去れば財政状況を改善できる。だからこそ、退団に同意したんだ」と、最終的に深刻な財政難を抱えるクラブの決断に同意した理由を明かしている。

 なおバルセロナは、グリーズマン退団後にセビージャからFWルーク・デ・ヨングを獲得している。一部では「パニックバイ」とも指摘されているが、オランダ人指揮官は「デ・ヨング獲得の可能性は8月頭に話していた。彼をよく知っているからこそ考えたんだ」とし、計画していたものだったと強調した。

「実際、バルサには彼のようなフォワードがいないので不思議だった。空中戦やセットプレーで、違いを見せてくれるだろう。彼がいれば我々はよりダイレクトなスタイルでプレーできる。加入には本当に満足だよ」
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