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長崎が19歳FW植中のハットなどで5発大勝! 山形は今季最多失点で3位浮上を逃す

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長崎が本拠地でゴールラッシュ

[9.14 J2第25節延期分 長崎5-1山形 トラスタ]

 J2第25節延期分が14日に開催され、暫定8位のV・ファーレン長崎は本拠地で同7位のモンテディオ山形に5-1で大勝した。プロ2年目の19歳FW植中朝日がJリーグ初ゴールを含むハットトリックの活躍。今季最多5得点を記録した長崎は2試合ぶりの白星で3戦負けなし(2勝1分)とし、山形との順位を逆転させた。

 勝ち点1差で迎えた直接対決。互いに直近のリーグ戦から中2日となり、ホーム3連戦の長崎は4人、アウェー2連戦の山形は5人の先発メンバーを変更して臨んだ。

 長崎はボールを握る山形のビルドアップに制限をかけながら、縦に速い攻撃でチャンスを構築していく。

 前半18分、自陣PA内のDF新里亮からのロングボールを植中が受けに下がると、食いついたDF野田裕喜と入れ替わり、前を向いてドリブルで持ち運ぶ。右前方のFWエジガル・ジュニオがラストパスをもらい、右足で放ったシュートは左ポストを叩くが、跳ね返りを自ら右足で押し込んだ。

 E・ジュニオはチームトップの今季3点目。前半35分には右サイドへの大きな展開からDF毎熊晟矢が空いたスペースを攻め上がり、PA内右につなぐ。中央から斜めに走り込んだ植中が右足で豪快なシュートを突き刺し、追加点を挙げた。

 前半45分には左サイドのMF山崎亮平が山形のセンターバック間のパスをカット。ドリブルでPA内左に入って相手を引き付け、右にボールを出す。フリーで受けた植中が右足で冷静にネットを揺らし、長崎が3-0とリードして前半を終えた。

 ハーフタイムを挟んでも長崎の勢いは止まらない。後半6分、右サイドのMF澤田崇がインナーラップしたMFカイオ・セザールにパス。PA内右で受けたカイオ・セザールがマークをいなしてマイナスに折り返すと、植中が右足で蹴り込み、ハットトリックを達成した。

 山形は後半18分、右サイドのショートコーナーから途中出場MF中原輝のクロスをファーの野田が頭で叩き込んで1点を返すが、流れを変えることはできない。

 直後の後半20分、長崎の左サイドでのパスワークからPA内左のDF亀川諒史が落とし、FW玉田圭司が左足でゴール右に決める。41歳の玉田は今季2得点目。長崎は途中出場コンビで再びリードを広げた。

 今季ワーストの5失点を喫した山形はそのまま敗れ、2試合ぶりの黒星。勝てば単独3位浮上だったが、7位から8位に後退した。

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