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チアゴは「ワールドクラスのゴルファー」? クロップが語る最大の長所とは…

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指揮官からの期待を受けるMFチアゴ・アルカンタラ

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、MFチアゴ・アルカンタラへの期待を語った。

 昨季大きな期待を集めて加入したチアゴだが、新型コロナウイルス感染や負傷によって前半戦を棒に振ることに。迎えた今季もMFハービー・エリオットらの台頭により、公式戦5試合で先発は1試合のみにとどまっている。

 クロップ監督は会見で、「スタートは完ぺきじゃなかった。コロナに感染したり、早くにケガを負ったり、これが物事を難しくしている」としつつも、「我々のためにどんな選手になれるかを示してくれた。もちろん、まだまだこれからだ」と期待を込めた。

「(加入から)1年が経ったけど、欲を言えば半年くらいかな。これまでの人生の中でも最も難しい状況で新しいクラブに来たが、本当に落ち着いていたよ。家族もここにいて、彼はこの場所を愛している。あっという間にチームの中心になった。性格もキャラクターも良いし、ワールドクラスなのは間違いない。すべて順調さ!」

「バイエルンでは中盤2枚でプレーすることも多かったが、我々にとっては複雑なポジションだね。攻撃的でいて、守備的でもある必要があって、ライン間にポジションを取り、最終ラインまで下がってボールを受けることもある。でも、それを常にやってもいけない」

「試合の中で15や16も違うことをやらせる必要はない。彼に『最終ラインを突破して走れ』なんて求めていない。プレーメーカーであり、深い位置でさばくこともあるが、相手の2つの“興味深い”ライン間に立つ必要もある」

「素晴らしいビジョンを持っているよ。パスで状況を変えられる。狭いエリアでのパスは見事で、どんなエリアからでもゴルファーのようにチップ・ショットが狙えるんだ。良いゴルファー、ワールドクラスのゴルファーだな! 何も考えずにそれができる。彼のプレースタイルは大好きだよ」

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