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“絶対に残るんだ”という野心を…東京五輪世代から三好&田中&橋岡を新たに招集「アグレッシブな気持ちを見せてほしい」

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左からMF三好康児、MF田中碧、DF橋岡大樹

 東京五輪を戦った若き3戦選手が新たに加わった。カタールW杯最終予選サウジアラビア戦、オーストラリア戦に臨む日本代表にMF三好康児(アントワープ)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)が招集された。

 9月シリーズではホームで開催されたオマーン戦を0-1で落とし、まさかの黒星スタート。続く中国戦では1-0と最終予選初白星を収めたが、10月シリーズで対戦するサウジアラビア、オーストラリアは開幕2連勝を飾っている。“序盤の山場”とも言える難敵との2連戦。3選手はA代表での経験が浅いものの、森保一監督は「一緒に活動してきている。問題ないし、心配もしていない」ことを強調した。

 A代表出場歴は三好が5試合2得点、田中と橋岡が2試合0得点。最後にA代表の試合に出場したのは、三好が20年11月の欧州遠征、そして田中と橋岡は19年のE-1選手権と、ブランクがある。だが、その間、3選手は東京五輪に臨むチームにコンスタントに招集されており、指揮官は「1チーム2カテゴリーで活動できていたことで、心配なく招集できることにつながっている」と答えた。

「選手たちは野心を持ち、このチームに絶対に残るんだ、この2試合に勝って自分の存在感を発揮するんだと、ハングリーな部分、アグレッシブな部分を出してもらいながら、チームのエネルギーにつなげてほしい」

 特に、東京五輪で全試合に先発出場した田中への期待は、より大きなものとなるだろう。「アグレッシブにプレーできて攻守に絡めるので、良さを練習からアピールしてほしい。これからA代表に定着していく選手。ポジションをつかみ取るハングリーな気持ち、アグレッシブな気持ちを見せてほしい」と期待を寄せた。

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