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また逆転、川崎Fが5連勝! 2位横浜FMと12差で首位快走! 神戸は武藤連発も連勝ストップ

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首位川崎Fが上位対決を制し、5連勝

[9.29 J1第28節 川崎F3-1神戸 等々力]

 J1リーグは29日、第28節延期分を行い、首位川崎フロンターレがホームで4位ヴィッセル神戸と対戦した。注目の上位対決はFW武藤嘉紀の2試合連続ゴールで神戸が先制したが、川崎Fが3-1で逆転勝利をおさめ、5連勝。2位横浜FMは1試合消化が少ないが、勝ち点を78に伸ばし、12ポイント差に広げている。

 川崎Fは26日の湘南戦(○2-1)から6人を入れ替え、4-3-3に戻した。対する神戸は24日の清水戦(○2-0)から1人を変更し、4-2-3-1の布陣。19歳のMF櫻井辰徳がJ1初スタメンを飾り、ボランチの一角に入った。

 神戸が幸先良く試合を動かした。前半13分、自陣からMFアンドレス・イニエスタが鋭い高精度フィードを供給。背後に抜け出したFW大迫勇也がキープすると、細かいフェイントでDFジェジエウをかわしてラストパス。走り込んだ武藤が押し込み、先制のネットを揺らした。

 1点を追う川崎Fは前半25分、PA左手前からMF脇坂泰斗がミドルシュートを狙ったが、これはゴール右に外れる。神戸は前半41分、イニエスタが大迫とのワンツーから縦に突破し、強烈なシュートでゴールを強襲したが、GKチョン・ソンリョンがセーブした。

 後半、川崎Fが反撃に出る。同1分、左サイドを抜け出したFWマルシーニョが深い位置から折り返し、FWレアンドロ・ダミアンが落とすと、後方から走り込んだ脇坂が右足シュート。決定的な形だったが、これはわずかに枠を外れた。

 すると後半8分、ドリブルで仕掛けたマルシーニョがDF菊池流帆のファウルを誘い、PKを獲得する。キッカーはFW家長昭博。左足でゴール左隅を狙ったが、惜しくも左ポストを直撃してしまう。それでも後半10分、DF大崎玲央のハンドで再び川崎FがPKを獲得すると、今度はレアンドロ・ダミアンが右足で真ん中に蹴り込んだ。

 1-1に追いついた川崎Fは勢いに乗る。後半27分、右サイドでDF山根視来が相手ボールをカットすると、こぼれ球に反応した家長がスルーパス。PA内に抜け出した山根が高速クロスを供給すると、クリアを試みたDFトーマス・フェルマーレンのオウンゴールを誘発し、試合をひっくり返した。

 反撃に出る神戸は後半32分、左サイドを持ち上がったイニエスタが強烈な右足シュートを狙ったが、GKチョン・ソンリョンが足に当ててセーブ。すると、次の一点を奪ったのも川崎Fだった。後半40分、FW宮城天からパスを受けたMF旗手怜央が落とすと、家長が左足シュートを突き刺し、ダメ押しの3点目。神戸は1-3で逆転負けを喫し、連勝は2でストップ。4試合ぶりに黒星を喫した。

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