beacon

シュート数2倍もFC東京、“多摩川クラシコ”5連敗…ハンドなし判定に不満の声も「納得いかない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

連敗を喫したFC東京

[10.02 J1第31節 川崎F1-0FC東京 等々力]

 FC東京はチャンス数で上回りながらも最後までゴールが遠かった。シュート数は川崎Fの6本に対してFC東京が12本としたが、決定機を生かせず、リーグ戦の“多摩川クラシコ”に5連敗。前半アディショナルタイムにワンチャンスを仕留められ、反撃は及ばなかった。

 長谷川健太監督は「川崎相手に少しでも隙を見せたらやられてしまう。あの時間帯の一瞬、うちからすると相手に隙を与えてしまった。そこを逃さなかった川崎の強さはあった」と険しい表情で振り返った。

 試合を通して多くのチャンスをつくった中で、最大の決定機は後半29分。ハーフウェーライン付近からDF中村拓海がスルーパスを出し、FW永井謙佑が背後に抜け出すと、GKチョン・ソンリョンをかわして右足シュート。決定的な形だったが、相手DFジェジエウのスーパークリアに阻まれた。

 0-1で後半アディショナルタイムに突入。FC東京はPA右手前でFKを獲得すると、ラストチャンスにMF三田啓貴が左足で直接狙う。シュートは壁に跳ね返されたが、相手DFの左腕に当たったとしてFC東京側は山本雄大主審にハンドをアピール。VARの介入でも“ハンドなし”の判定は覆らず、試合後もDF森重真人は猛抗議を続けた。

これについて、FWディエゴ・オリヴェイラは「残念ながら最後のシーン、後でビデオで見たらフリーキックのシーンは私は手に当たってハンドだった気がする。アウェーということもあり、私たちに運がないのか、どうしてか分かりませんが、自分の中で納得がいかないと思ってしまった」と率直に語ったうえで、「内容的にはいい内容だったが、チャンスを決め切れなかった」と受け止めた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP