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「将来を考えるなら身を引き締めろ」出場機会減のマルシャルにマンチェスター・UのOBが助言

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 かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたドワイト・ヨーク氏が、出場機会を失っているFWアントニー・マルシャルについてコメントした。

 2015-16シーズンにモナコから加入したマルシャル。2019-20シーズンには23ゴールを奪うなど、マンチェスター・Uの主力として活躍してきた。しかし2020-21シーズンはケガの影響もあり、加入後ワーストとなる7ゴールにとどまる。さらに今シーズンはクリスティアーノ・ロナウドの加入により出場機会を失い、出場した7試合のうち先発出場はわずか2回だけとなっている。

 ヨーク氏は『Goal』の取材に対して、マルシャルがクラブで長期的なキャリアを歩みたいのであれば、大きな改善が必要だとアドバイスを送った。

「このクラブでプレーし、仕事をしていなかったり、何かの理由で調子を落としたりすると、監視の目にさらされることになる。このチームでの将来を考えるならば、本当に身を引き締めなければならない」

「間違いなく素晴らしい才能があり、我々が求める攻撃的な選手としての特性をすべて備えている。不可欠な選手であることは間違いないが、現在は構想に入っていない」

 一方でヨーク氏は、マルシャルを擁護する姿勢を見せている。ストライカーながら様々なポジションでプレーさせられてきた影響もあると見ているようだ。

「しかし、ある意味で不当な扱いを受けていると思う。9番という役割は専門的な役割であり、それに慣れるためには、毎週そのポジションでプレーしなければならない」

「だが最初にプレーしたときは左で、次に右でプレーした。今の彼は、まだそれほど落ち着いていない。彼の能力を最大限に引き出すためには、毎週プレーする必要がある。10分や20分のプレー機会を与えて、期待することはできないよ」
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