beacon

フランスは0-2から後半45分で大逆転! デシャン監督は選手を称賛「諦めたらそこで終了とわかっていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ディディエ・デシャン監督が選手たちを称える

[10.7 UNL準決勝 ベルギー2-3フランス]

 フランス代表は7日のUEFAネーションズリーグ準決勝でベルギー代表に3-2で勝利。ディディエ・デシャン監督が試合を振り返っている。UEFA公式サイトが伝えた。

 2018年ロシア・ワールドカップと同じく準決勝で相まみえた両者。同大会王者のフランスだが、EURO2020では決勝トーナメント1回戦で敗れており、この試合でもその不調を垣間見させる。前半に相手に突破を許し、2得点を決められていた。

 しかし、後半にフランスが追い上げる。後半17分にFWキリアン・ムバッペのアシストをFWカリム・ベンゼマが決めると、同22分にはPKを獲得。ムバッペが冷静に決め切り、2-2と試合を振り出しに戻した。

 そして後半終了間際に決着がつく。フランスは右サイドから敵陣を攻略すると、ボールは相手守備陣に当たり、PA手前に転がる。MFテオ・エルナンデスが足下に収め、ゴールを見据えて左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。

 0-2からの後半45分で3-2と、大逆転を収めたフランス。デシャン監督は「こういう勝ち方はこのチームの個性の強さを表す」と振り返る。「選手たちは諦めたら終わりということを知っていた。我々は決勝に行くためにここに来ていたんだから」と勝利を噛みしめた。

 スペイン代表との決勝は10日に行われる。

●UEFAネーションズリーグ20-21特集
●EURO2020特集

TOP