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今季初ゴールの鎌田大地は「トップ級のフットボーラー」地元紙でチーム2位の高評価

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称賛を受けたMF鎌田大地

 フランクフルトは21日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループD第3節でオリンピアコスを3-1で撃破。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』は、この試合で今季初ゴールを記録したMF鎌田大地を「トップ級のフットボーラー」と称賛した。

 バイエルン相手にリーグ戦初勝利を収めるも、続くヘルタ・ベルリンとのホームマッチを落としたフランクフルト。ELで2連勝と好調の昨季ギリシャ王者との激突でリアクションを求められたチームは、ラファエル・ボレ(前半26分)やアルマミ・トゥレ(前半アディショナルタイム)、そして後半14分に鎌田が決めた3点目などで、ホームで快勝を収めている。

『フランクフルター・ルンドシャウ』は、フル出場の鎌田のパフォーマンスを「よくやった」とし、ボレに次ぐチーム2位と評価。「トップ級のフットボーラーであることは誰もが知っているが、それを改めて示した。最近、何故先発じゃなかったのか? まあ、それは過去のことだ。チームで、ほかの誰よりも上手くボールを受けることができる。それに3-1の場面での動きのしなやかさ。先制点を呼び込んだPK獲得にも関与した」と評価している。

 また、この一戦ではMF長谷部誠が3バックの中央でフル出場。同紙は同じく「よくやった」のカテゴリーに含め、チーム5位と評している。「ヘルタ戦より明らかに集中力が高く、デュエルのほとんどを制覇した上で、相手による多くの攻撃を余裕をもってランで対応。本来の姿を見せた。何度も主審に話しかけていた。おそらくそれを必要と感じているのだろうが、ちょうどよい程度をわきまえなければいけない。今回のように」としている。

 なおオリバー・グラスナー監督は、この試合では3バック布陣、ボレやクリスティアン・ヤキッチを除く新加入選手不在のスタメンを選択。初めて同時に先発起用のボレ、鎌田、ゴンサロ・パシエンシアの活躍を受け、評価記事は「攻撃トリオがオリンピアコス相手に魔法を披露」と題されている。今後も同じメンバーで臨むのか、注目したいところだ。

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