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I神戸が西川彩華&竹重杏歌理の2発完封勝利で無傷の開幕7連勝! 浦和は今季無失点の牙城崩せず3連敗

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DF竹重杏歌理のWEリーグ初得点で浦和を突き放す

[11.7 WEリーグ第8節 浦和 0-2 I神戸 浦和駒場]

 WEリーグは7日、第8節を各地で行い、首位のINAC神戸レオネッサは敵地で三菱重工浦和レッズレディースと対戦し、2-0で勝利した。I神戸は開幕から無傷の7連勝。浦和は3連敗となった。

 試合は立ち上がりから激しい球際の攻防を見せる。I神戸のMF中島依美、MF伊藤美紀、浦和のMF柴田華絵、MF猶本光、MF安藤梢が中盤でボールの奪い合いを披露。両チームはサイド攻撃やミドルシュートで打開を図った。

 すると前半22分、浦和が右サイドからピッチ中央にボールを動かすと、受けたFW島田芽依が持ち込んで左足を振り抜いた。しかし、シュートはポストを直撃。先制点とはならない。

 前半37分、I神戸は右サイドでボールを受けたFW田中美南がドリブルでペナルティーエリアに侵入。自らシュートを放ったが、相手に阻まれる。それでも、このプレーで得たコーナーキックから先制点が生まれる。

 同38分、I神戸は右サイドのコーナーキックを中島が蹴り込むと、ゴール前に落ちたボールを拾ったDF西川彩華がゴールネットを揺らした。敵地で貴重な先制点を奪う。

 I神戸の1点リードで前半が終了。浦和は後半開始とともにDF清家貴子を下げて、MF遠藤優を投入。攻撃的な選手を増やして反撃を試みる。

 しかし、後半開始早々にI神戸が追加点。2分、相手陣地中央で得たフリーキックを中島がゴール前に放り込むと、DF竹重杏歌理がヘディングで叩き込んだ。I神戸が点差を2点に広げる。

 対する浦和も後半21分、FW菅澤優衣香がゴール前でバイシクルシュート。I神戸GK山下杏也加が弾いたこぼれ球を遠藤が押し込みネットを揺らした。だが、その前のプレーがオフサイドの判定となり、ゴールは認められなかった。

 その後も攻め続けた浦和だったが、今季リーグ戦無失点を誇るI神戸の牙城を崩すことが出来ず。I神戸が2-0で試合を制した。I神戸は開幕7連勝で首位を独走。一方の浦和は、第6サンフレッチェ広島レジーナ戦(●1-2)、第7節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦(●1-2)に続く、3連敗となった。

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