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滋賀県決勝は死闘! 草津東は綾羽に2度リードされるも…延長後半の大逆転で2年ぶりの全国切符掴む

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 第100回全国高校サッカー選手権の滋賀県予選は13日に決勝を開催した。草津東高綾羽高の対戦は、1-1で延長戦の末、草津東が3-2で勝利。2年ぶり12度目の選手権出場を決めた。

 試合は膠着状態が続き、後半29分に均衡が崩れる。互いにハイボールの応酬になると、そのまま草津東のPA右に流れていく。綾羽はMF大見翔悟(3年)が右足でボレーシュート。ゴールに突き刺し、待望の先制点を奪った。

 残り時間少ない中で同点を目指す草津東。すると後半39分、右サイドからのクロスを、MF竹下蓮人(2年)がヘディングシュートを放つ。ボールはゴール左隅に入り込み、値千金の同点弾に。試合は再び1-1の振り出しに戻った。

 延長戦に突入すると、さらに両者勢いを増していく。綾羽は延長前半3分、MF鹿取大雅(3年)が相手守備陣の裏に抜け出すと、浮き球パスをPA左で収める。そのまま相手選手と交錯しながらも意地のゴール。2-1と再び勝ち越してみせる。

 延長後半に折り返すと、今度は草津東のターン。延長後半5分、右CKをFW藤田大地(3年)がゴール前から押し込み、ゴールに叩きつける。またしても同点に追いつき、試合は2-2のまま終盤に迫った。

 そして、延長後半8分に最後の得点が入る。決めたのは草津東。右サイドからのグラウンダーパスはPA左のファーサイドへ。そこに走り込んだ途中出場MF河野晟也(2年)がライン際でボールに追いつき、ゴールに流し込んだ。

 2度リードされながら、最後の最後で逆転した草津東が3-2で勝利。死闘を制し、2年ぶり12度目の全国切符を掴んだ。

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