マンチェスター・ユナイテッドは21日、オーレ・グンナー・スールシャール監督の解任を発表。次期指揮官の一人として名前が挙がるルイス・エンリケ現スペイン代表監督が、去就に言及した。スペインのテレビ局『ラ・セクスタ』が伝えている。

　低迷が続くユナイテッドは20日のワトフォード戦での大敗後、緊急ミーティングでスールシャール監督の解任を決定。今後はコーチのマイケル・キャリック氏が指揮を務め、シーズン終了までの暫定監督を探す意向を明かしている。

　次期指揮官候補として、ジネディーヌ・ジダン氏やアヤックスのエリック・テン・ハーグ監督、パリSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督などの名前が挙がる中、現スペイン代表指揮官のエンリケ氏も候補者リストに名を連ねた。一部報道ではFWクリスティアーノ・ロナウドの推薦もあったと伝えられており、最有力として急浮上していた。

　だが、エンリケ監督が率いるスペイン代表はカタール・ワールドカップの出場を決めたばかり。そんな矢先の監督交代には当然、興味がないようだ。

　突撃インタビューに応じたエンリケ監督は、しかめっ面から一気に笑顔に。「ハッハッハ!」と笑い声を挙げると「……エイプリルフールか?」とおどけてみせ、噂を真っ向から否定したという。

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