ポルトガル『A Bola』が、復調するポルティモネンセの中島翔哉を特集した。

　今夏にポルトから期限付きで古巣ポルティモネンセに加入した中島。アル・アイン時代の2月に負った脛骨骨折の重傷により出遅れたものの、10月に戦線復帰してからは11月上旬のベレネンセス戦で復帰後初ゴールを挙げるなど、直近の公式戦3試合で5ゴールに関与する活躍を残している。

　ここまでポルトガル1部で6位と好位置につけるチームの中で輝きを取り戻した中島について、同メディアは「穏やかな微笑みとともに中島は攻撃陣に魔法をかけ、さらに大きな影響を与えるために帰ってきた。この復帰により、小さな日本人マジシャンは自身のキャリアの最高の瞬間を取り戻している」とここまでの活躍を評価。

　さらに「このパフォーマンスは彼の国やファン、日本メディアに注目されていないわけではなく、すでに代表チームへの復帰を求める声が上がっている」と10番のポジションで輝く同選手の代表復帰への期待が高まっていることを伝えた。

　ポルティモネンセの次戦の相手は首位ポルト。パウロ・セルジオ監督にも「我々が期待しているのは彼が違いを作ることで、彼は実際にそのようにやっている」と賛辞が寄せられ、強豪相手にどこまでの活躍ができるか期待される中島だが、保有元との一戦では契約の関係でプレーできない。

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